デッドリフトとは
下背部・臀部・脚部を鍛える代表的な種目で、BIG3(ベンチプレス、スクワット)の1つである。
鍛えられる筋肉は?
背筋全体
- 脊柱起立筋
- 広背筋
- 僧帽筋
ハムストリングス
- 大腿二頭筋
- 半腱様筋
- 半膜様筋
お尻・腕の筋肉
- 大殿筋
- 前腕
効果
バランスの良い肉体ができ、スタイルが良くなる
デッドリフトは、幅広い筋肉を使うため、一ヶ所を集中的に鍛える筋トレとは違い、重量に合わせて使われる筋肉がバランスよく大きくなっていくため、綺麗なボディに仕上がっていきます。
デッドリフトは背中とお尻の筋肉を効果的に鍛えられるので、全身に厚みが出て、たくましく、男らしいかっこいい体つき、仕上がりになります。
広背筋を鍛えることで、背中は大きく広がり逆三角形の肉体を手に入れることができます。
ヒップアップ効果
お尻の筋肉で最も大切な筋肉が大臀筋で、デッドリフトで鍛えられるメインの筋肉とも言えます。お尻全体の脂肪などを支える役割も担っているため、鍛えればすっきりとスマートなボディに!
ダイエット効果
デッドリフトは全身の筋肉量を増やすためには、最も効率的なトレーニング種目で、全身の筋肉量を増やすことで基礎代謝がアップし、運動時の消費カロリーを増やすことができます。
下半身のトレーニングをすると脂肪燃焼を促進する成長ホルモンが分泌されるので、ダイエットをしている人にはおすすめのトレーニングでしょう。
運動能力アップ
デッドリフトに取り組むことで脊柱起立筋など、体幹の筋肉を鍛えられるので体の軸を安定させることができ、バランス感覚が良くなります。
スポーツで重要な下半身・背中・腕などの筋肉を一気に鍛えられるので、アスリートには欠かせないトレーニングです。
知っておきたいポイント
フォーム
筋トレを行う際は必ず正しいフォームで行ってください。効果を出すためや、怪我をしないためにも非常に重要となります。
腰痛や脊椎の怪我は、トレーニングだけではなく、日常生活にも支障を起こすため、バーベルを上げ下げする際は必ず胸を張るようにしましょう。
特に筋トレ初心者は、背中を丸めやすい傾向があるので、しっかりと意識した上で取り組んでいきましょう。
背筋を伸ばす
背筋を伸ばすことで、不要なところに負荷がかからず、体全体でバーベルを支えられるため、効率よく筋肉へ刺激を届けることができます。
逆に背中を丸めた状態でおこなうと、腰痛や脊椎などの背中周りだけではなく、肩関節などにも不要な力がかかってしまい、鍛えたい筋肉を鍛えられなくなるので注意しましょう。
トレーニングベルトを使用する
トレーニングベルトを巻くことによってお腹に力が自然に入り、フォームを安定させ、腰痛などのリスクも大幅に下げることができます。
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パワーグリップを使用する
パワーグリップを巻くことで少ない握力でもバーベルをしっかりホールドできるので、手に力が入らなくなってしまうリスクを考える必要がなくなります。
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まとめ
デッドリフトはBIG3(ベンチプレス、スクワット)の一つです。
それほど、筋力トレーニングには欠かせない種目になっています。
その分怪我のリスクもあります。正しいフォームでおこないたくましい肉体を手に入れましょう!