コンセントリックとは
短縮性収縮のことで筋肉が力を出しながら短くなることです。
例えば、ベンチプレスの際、バーベルを押し上げるときに胸の筋肉は収縮、縮まります。この押し上げる動作をコンセントリックと言います。
コンセントリックの動作
速くおこなう
コンセントリック動作を速く行う目的は、速く動作をおこなうことで、筋繊維をフルに使うことができます。
筋繊維が多く使われることで、筋肉全体がフルパワーで働き、パワーや筋量が向上します。
筋繊維をたくさん使わせるためにもコンセントリック動作は速くおこないましょう。
注意点
速く動作を行うといっても、反動を使ったり、めちゃくちゃなフォームで行っては意味がありません。
正しいフォームで、スムーズにコンセントリックを行う中で速さを意識することで筋トレ効果を上げることができます。
負荷の目安
動作を速く、ゆっくりと言っても大体どれくらいなのか分からないと思いますので、簡単に説明します。
目安ではコンセントリック1秒、エキセントリック3秒程度です。
※エキセントリックについては別ページで紹介してます。
過剰にやりすぎることも効果を低くしてしまう原因にもなってしまいますので、コンセントリックは1秒、エキセントリックは3秒と頭に入れておきましょう。
メリット
筋肉痛になりにくい
筋力トレーニング後、多くの場合で筋肉痛になりますが、コンセントリック収縮はこの遅発性筋肉痛を引き起こしにくいとされています。
スポーツ選手などが競技の実技練習と並行してコンセントリック収縮筋トレを行っても、筋肉痛になりにくく、競技練習の妨げとなりにくいことから、多くのスポーツ選手に採用されています。
まとめ
筋トレは自分の筋力にあった重量でいかに筋肉に効かせることができるかが大事です。
コンセントリック動作とエキセントリック動作を理解、意識することで、筋トレ効果が全然違います。
後々の身体の変化に大きく関わってくるので、最初から意識しておこないましょう。